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東京で生まれ育った私の両親は九州の出身。熊本と長崎と大分の血が混じり、特に長崎が濃い。両家共々の親戚のほとんどがその土地にいる。そして、誰もが周辺で焼かれる器を、何も考えずに生活に取り入れている。私も有田焼と小鹿田焼に囲まれて育ち今に至る。器イコールそれらというわけだ。

 

小鹿田焼については、いつかまた書くことにするとして、私が育った家では、世間で、伊万里焼、三川内焼、波佐見焼、と言われるものの総称を有田焼と呼んでいた。現在では個々の名称で呼ぶことが普通らしいのだが、先日、その伊万里港から積み出され広がった「伊万里」の「ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」の展覧会へサントリー美術館へ行ってきた。

 

日本初公開になるという大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の輸出用の伊万里を中心に約190作品の、煌びやかな物から、質素な物までの展示。オランダ東インド会社によってヨーロッパ、東南アジア、インド、アフリカなど世界中に輸出された物達だ。東の国からやってきた磁器を見て、当時のヨーロッパ人は何を思ったか。

 

また、母の父方は江戸時代、長崎で両替商をも営む家だった。日本での東インド会社の拠点は長崎のみ。そこで両替された貨幣もこの輸出に一役買っていたのではないかと、展示を観ながら自分勝手な想像をしてみた。ご先祖様を思いながらの美術鑑賞は楽しかった。

 

「ご先祖を思いながら「伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」を鑑賞してきました」

 

長崎ものしり手帳

 

 

 
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