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2014年発行の、経済歴史学者のロバート・スキデルスキーと、息子さんの、ドイツ哲学者のエドワード・スキデルスキーの『じゅうぶん豊かで、貧しい社会 : 理念なき資本主義の末路』を読了。

 

『じゅうぶん豊かで、貧しい社会 : 理念なき資本主義の末路』

 

原書は、2012年の How Much Is Enough?

 

素人も読みやすい経済学。

 

付箋がついた箇所を備忘録としてブログに残します。

 

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「都会に住む人々の楽しみは、受け身の楽しみが中心になった」(バートランド・ラッセルの言葉、22頁)

 

経済学者と社会学者による、ステータスを強化するための消費は三つ。1) みんなが持っているから欲しくなる(バンドワゴン効果) 2) みんなが持っていないから欲しくなる(スノッブ効果)3) 値段が高いことが広く知られているから欲しくなる(ヴェブレン効果)(59頁)

 

「快楽は欲望を満足させることではなく、欲望を最小限に減らすことにある」(古代ギリシャの思想家、エピクロスによる。112頁)

 

よい暮らしを形成する七つの要素

1 健康

2 安定

3 尊敬(尊厳)

4 人格または自己の確立

5 自然との調和

6 友情

7 余暇

(第6章)

 

「「広告には不安や焦燥を生んだり、他人の成功や幸福への羨望を掻き立てたり、さらに親あるいは子に対して罪悪感を募らせる効果もある」。広告が愉快な記事やテレビ番組に埋め込まれることが多いのはこのためで、広告を見るマイナス効果を埋め合わせるという」(287頁)

 

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いつもながら駆け足で読了、ブログを書くが、実におもしろい一冊だった。

 

著者の他の本も是非読みたい。

 

 

『じゅうぶん豊かで、貧しい社会 : 理念なき資本主義の末路』

ロバート・スキデルスキー 著 エドワード・スキデルスキー 著 村井章子

筑摩書房 刊

978-4480867254 

 

 

 
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健康情報、本情報、ミニマリスト論を三本柱としたブログです。2019年4月から9月まで、仕事でも労働でもないことで多忙になるため、ブログの更新が不定期となります。最新の投稿が最新の生き方や考え方のスタイルです。

2017年5月23日から2018年6月までに完了予定で行っていたメニューバーの大工事が2018年5月23日をもって終了しました。現在は、長期に渡って、音楽 / 映画 / 写真 / 美術 のメニューバーの工事を行っております。よろしくお願いいたします。