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堂浦恵津子さん翻訳の『ジェーン・フォンダのからだ術こころ術―30歳をこえて美しく生きるために -』(晶文社 刊)を図書館で借りて読んだ。

 

 

 

原書は1984年初版発行、日本版は1987年に出ており、今はアマゾンで中古書扱いとなっている。日本語版は、二段組の467頁だからかなりのヴォリュームである。

 

オリジナルのタイトルは、Women Coming of Age で、著者は、Jane Fonda with Mignon McCarthyとなっているからライターが書いているということになるけど、インターネットが普及していない時代の大女優が書く、年齢を考えた実用書はインパクトがあっただろう。


ジェーン・フォンダは、1937年生まれのアメリカのヴェテラン俳優だ。

 

また、著述家、政治活動家、実業家だとは前から知っていたけど、本書のプロフィールには「全米にワークアウト・スタジオを開いている」とある。

 

カチンカチン体操のうつみ宮土理さんのレオタード姿並に、その姿を公開している強烈なエアロビ本だけではなく、スタジオも開いていたとは初耳だった。

 

「知的さ」と「知性」が顔にそのまま出ているような人で(メディアの力は大きいからそう見せているだけかもしれないが)、主演・出演している映画作品もいいわけである。

 

いい作品にだけ出ているのは、もともとの環境(父上は西部劇には欠かせないヘンリー・フォンダ)ということもあるかもしれないけど、自分で事業をやっているから作品が選べたのだろうか。

 

学生時代、古い映画を随分見漁った。ジェーン・フォンダ作品もその一つだった。でも見漁った時期に観た映画の内容は、どこの国の作品でも、さっぱり覚えていない。

 

しかし、311直後にNHKで放映された『チャイナ・シンドローム』を観て、そうそうこの姿がジェーン・フォンダと思い出した。そして、わたしたち日本人、特に東日本に住む人間が、原発と向き合うという現実が起きたことを噛み締めた。

 

NHKはとかく国民の悪口の対象になりやすいけど、あの時期にこの作品を放送したのは、スタッフの人たちのできる限りの遠回しの権力への反抗だったのだろうと思うと、余計にこの作品に感動した。

 

原発反対!という人は、『チャイナ・シンドローム』を是非観てください。

 


 

 

本書は、大まかに言うと、年齢を重ねて身体が変わることに対して、あらかじめ情報をあたまに入れて準備をしておこうというメッセージの本である。

 

知的な人は人生の先輩から学べることを学び、自分でも情報収集をするということは、今の時代も変わらないが、ジェーン・フォンダのリサーチ力には脱帽だ。

 

30年以上前に書かれた本だから、科学が証明したことで、こちらの方法のほうがいいということも、素人レヴェルでもわかることがたくさん出てくるのだが、からだの構造(骨やら筋肉のイラストつき)、閉経や更年期に関する当時の情報、写真付きでのワークアウトの説明(これが彼女のご商売)が詳しく書かれている。

 

今、これから更年期を迎えるという人がその時期への準備をするならば、目次の項目にそったかたちで、かかりつけの医者や婦人科医に少しずつ質問したり、医師や研究者が書いた書物を読んでおいたら、いつかくるその日のために良い情報ストックになるのではないかと思った。

 

個人的な話しをすると、私は、虚弱体質が関係してか、高校大学時代から周りの人間に「コウネンキ」と揶揄されるくらい更年期にでると言われる症状がたくさん出ているので(今思えばとても酷いことを言われていた…)、閉経が訪れるまでは、自身の虚弱体質と更年期だからこその症状がよくわからず過ごすことになりそうである。

 

でも、気持ちの変化に対する心構えだけは、専門家や人生の先輩に話しを聞いておくと、きっと心強い情報にも出合えるのでないかと考えている。

 

いいきっかけになる本だった。

 

 

 

 

 
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