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こんにちは、RealKei JPです。

 

名古屋大学大学院文学研究科の和田光弘教授がお書きになった、『タバコが語る世界史』の備忘録を。

 

 

だいぶ前に一回だけ読み終えていました。

 

山川出版社が出ている教科書的な本です。束が1cmもないくらい薄いのですが、読み応えがありました。

 

自分が持っている疾病(潰瘍性大腸炎)には、ニコチンが良いということが改めてわかりまして、タバコというハーブについて学んでいきたいんですよね。

 

以下サマリーです。

 

タバコはナス科タバコ属で、原産は南米のアンデス山脈。野生種は南北アメリカ、オーストラリア地域で認められているそう。

 

歴史の闇に葬られているという「コロンブスより400年以上前にヴァイキングが北米大陸に上陸していた」後、1492年にバハマ諸島に辿り着いたコロンブス一行によって、タバコの歴史が始まります。

 

先住民が「タバーコ」と呼ぶ、香煙の出る乾燥した葉には、(今で言うところの葉巻)には体が疲れないとか、吸うのをやめることができないということも当時のヨーロッパ人は把握していた。そして、先住民にとって、タバコ喫煙は健康にいいばかりか、非常に神聖なこととされ、喫煙方法も様々、薬に使われいたそうです。

 

1590年に『新大陸自然文化史』を刊行した、スペインのイエズス会士、ホセ・デ・アコスタをはじめ、ヨーロッパ人はタバコの薬効を確認したといいます。

 

タバコはヨーロッパを経由し、アジアにも広がっていきます。日本には、その薬効と共に、フィリピン経由で1600年頃に伝来。中国でも薬効が認められ、イスラム世界へも、最初は医薬として伝わった。東アフリカへはポルトガル人やアラブ商人より、アフリカ北西部諸地域へはイギリス人やフランス人、西アフリカへは多くとも1630年代には浸透した…。

 

最初にヨーロッパ人が手にしたタバコは、17世紀前半までに、あっと言う間に世界に広がります。ヨーロッパ文化が医薬を強調したこと、タバコの依存性がその要因のようです。

 

依存性のある植物は、金のなる木として重宝され、ヨーロッパ中がその財源にも「依存」するようになりました。

 

近世に入ると、紙巻タバコの登場です。

 

アメリカでは、タバコ王も生まれました。19世紀の終わり、デューク大学で有名なジェームズ・ブキャナン・デュークが勃興しつつある紙巻きタバコの大量生産に乗り出し大成功をおさめます。

 

紙巻きタバコの普及とともに、ヨーロッパでは「反タバコ」運動が、アメリカでは「反シガレット(紙巻タバコ)」運動が起き、その流れで現在の嫌煙ブームがあるもよう。

 

『タバコが語る世界史』の要約終わり。

 

私のタバコに関する意見も書こうと思いましたが、またの機会に。

 

ここで書き留めておきたいことは二点、昔のタバコには依存性があっても体には良い点が多かった、紙巻きタバコが出る以前のタバコ用の道具や小物は素敵だったということ。

 

『タバコが語る世界史』、オススメです。

 

 

 

 

 

『タバコが語る世界史』
 

ブロガー、リモートIT職、選書家、音楽配信、書籍企画 / Plenitude Interactions LLC / HipHop、アフリカンアメリカン文学 / ミニマリスト / 潰瘍性大腸炎 UC IBD 30年、ナルコレプシー、強膜炎 / 2017年10月より約20年ぶりに学生(通信制大学科目履修生) / 元音楽レーベル&出版社勤め / アイコンはマジョリ画の妖艶な女帝 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com / 現在、仕事のための勉強と大学の勉強でせわしく過ごしているため、通常の投稿がしばらくの間、週1-2回ペースになります(11/06/2017)

 
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