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P.T.バーナム 著『富を築く技術』(パンローリング 刊)を Kindle Unlimitedで読んだ。翻訳は、関岡孝平氏。

 

 

19世紀に活躍したアメリカの興行師による、原題 The Art of Money Getting, or, Golden Rules for Making Money

 

内容は至極まっとうな、でもぶれずにやるのはハードルが高いルールが書かれていた。

 

本書による、彼の黄金ルール20は、目次より

1.  職業の選択を誤るな

2.  正しい場所を選べ

3.  借金をするな

4.  けっしてあきらめるな

5.  何をするにも全力であたれ

6.  運に頼るな、自ら努力せよ

7.  道具は最高のものを使え

8.  ないものねだりをするな

9.  何か有用なことを学べ

10. 希望は持て、ただし夢は見すぎるな

11. 一度にひとつのことだけに集中せよ

12. 何ごともシスマティックにせよ

13. 新聞を読もう

14. 「本業以外」に用心せよ

15. うかつに保証人になるな

16. 宣伝せよ

17. 客は丁重に従え

18. 客には気前よくせよ

19. おしゃべりを慎め

20. 常に誠実であれ

 

現在は社会がデジタル化しているから、彼が言っていることを今に置き換えるべき点はたくさんあるのだけど、現実的であることは成功するには欠かせない。

 

ここからは私の私見。

 

P.T.バーナム氏の商売とは、当時奴隷だったアフリカ系の女性だとか、ウィキペディア情報によると小人病とかネイティヴアメリカンの人を起用して見世物にする興行。サーカスも率いていた。

 

商売は「安く仕入れて高く売る」のが鉄則だが、P.T.バーナム氏はそれにしたがっている。

 

興行やエンターテインメント業界の場合、社会的立場の弱い人を仕入れ材料にすることも含まれ、「スタア誕生 無感情な商売繁盛」とは、ある日本人のラッパーの歌詞みたいだけど、情を持ち込まないのもポイントなのだろう。

 

社会的立場の弱い人とは、P.T.バーナムにとっては、アフリカンアメリカン、ネイティヴアメリカン、生まれつき見た目が多くの人と異なる人たちだったというわけだ。

 

現代で商売人が興行やエンターテインメントビジネスで安く仕入れるとしたら、その世界に美しいイメージだけを持つ親の子どもたち、その世界に美しいイメージだけを持つ人たち、法律を疎い、それ故に、契約書を理解しない人たちや疑問に持たない人たちがとてもいい。

 

それを美しい見世物にする。感動するドラマに仕立て上げる。

 

ただしテクノロジーの進化により、なんでもバレる時代になったから、酷い「主」や力のある者に対しての、見世物側と見る側の反乱は起き始めている。その業界の商売人は考えないといけない時代にはなった。

 

そんなことも感じた一冊だった。

 

ただし、商売をやるには読むべき本。

 

 

 

 

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