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『銃・病原菌・鉄』を半年かけて、読み終えた。文庫の帯文によると、「主要書店文庫ランキングで続々第1位 発売1ヶ月で26万部突破! 朝日新聞「ゼロ年代の50冊』第1位 大学生協月刊文庫ランキング第1位 ピューリッツァー賞・コスモス国際賞受賞作」とある。多くの人が、購買し、評価した、生理学者、進化生物学者、生物地理学者のジャレド・ダイアモンド著、数理言語学博士の倉骨彰訳の長編作だ。

 

著者は、1970年代の初頭、生物学者として鳥類の進化について研究するため、ニューギニアに滞在していた。そこで出会った現地の政治家から「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろう?」という、素朴な質問により、人類社会の歴史において何が起こったのかを理解するために、居住地域を異にする人間社会の差異について、25年の年月をかけて答えを出すことになる。

 

読了するのに半年もかかったということは、私には、訳者と、編集にかかわった人たちとの相性が悪かったのだろう。というわけで、のめりこむほどにスピーディには読めなかった。また、「ヨーロッパが生み出した銃器、金属器技術は素晴らしい」、「ヨーロッパからアメリカ大陸、オーストラリア大陸に渡った人々は、どこの誰よりも賢い」と感じさせる箇所が多かったこと、日本人が使う漢字に対する記述がどこから情報を仕入れたのかということ、大変不愉快となる文庫上下巻であった。以上が私の率直な感想である。

 

生きるために、人を追いつめ、土地を征服し、優越に浸ることが、過去の歴史の勝者ならば、私はそんな風にはなりたくない、それだけは学ぶことができた。

 

読み終えてから、アマゾンのレビューを見ると、酷評を支持する人も多く、妙な安心感を覚えた。

 

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)

文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)

「『銃・病原菌・鉄』を読み終えて」guns germs steel

読むのに時間がかかりすぎて、ボロボロに。ブックオフで引き取ってもらえないだろうくらい、価値のない本となってしまった。

 

 

RealKei JP

 
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