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お酒を飲まない生活を送るということ 2-4 からの続き

 

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お酒をやめたのは食事方法を変えたということもあるのだが、この際、良い機会である。

 

その第三の理由として、とてつもない時代の変化を感じているので、これまで当たり前のように主流だった価値に、身を置くのもどうなのだろうか(他人はどうでもいいです)。

 

元々、非主流な生き方ではある。

 

良い例が、個人で持つ不動産について。

 

世間では「マイホームを持つのが夢」とか「持ち家があれば保険になる」ということが当たり前になっているけど、私の場合は神戸の大震災後に思うことがあり「(親の不動産は後で考えるとして)個人でマイホームを持つことはしない」と決めた。学生時代の話しだ。

 

何かを所有したいかしたくないかの願望は、生き方に反映する。物事への価値観も変る。それがベースで、とてつもない時代の変化を感じている。

 

例えば、ブロガーであり、レコード会社・出版社で働いた私にとって、情報・記録・発表(発行)は、過去から現在にかけて生きる手段の一つだ。

 

人が記録するという行為を行った最古の記録は、現在のところ約3万数千年前のショーヴェ洞窟の壁画と言われている。

 

単に動物を描写したかったのか、誰かに絵を見てもらいたかったのか、土地を離れるから描き残しておきたかったのか。関連の文献を読んでもいないし、描いた人の実の気持は私にはわからない。

 

その絵は歴史的な記録となった。文字、パピルスや皮紙、紙も生まれていない頃の話しだ。

 

時はだいぶ現代に近づくけど、過去ドイツでグーテンベルグが印刷技術を発明した後、ヨーロッパ大陸で何が起きたか。それは、その国の言語に訳された聖書が広まった。

 

『新・100年予測 –ヨーロッパ炎上』のジョージ・フリードマンによれば、それまでは読むべき文書がなく、読み書きを習う機会のない人が多かったが、聖書が母語で読めるようになると、教会の司祭に頼らなくてもよくなったという。

 

ルターの宗教改革もこの印刷技術と紙の普及の延長であるし、様々な思想が生まれることになる。それまで威厳あるものの権威が崩れる。

 

現在は、記録する、発表するという行為は実に気軽である。壁画に描かなくとも、後に出現する、皮紙、パピルス、紙を使わなくても、Twitterでつぶやくことだって記録であり発表だし、もちろんブログもそうだ。

 

記録媒体が加わったことで、私の人生も大幅に変わった。

 

でも、紙は必要だ。大事な契約書は紙の発行だし、デジタルでのメモのバックアップのために紙は必須。アイデアをまとめる前のドラフトというかラフというかブレインストーミングは、私の場合、紙じゃないとだめだ。紙の本もいまだにライフスタイルに組み込まれている。

 

紙の本に関しては、読んだらすぐに人にあげたり、古書店へ持っていくことが以前よりだいぶスピーディになった。

 

読み返す本はそんなにないということは本の虫だから言えるし、本を読む行為とは、自分なりのその本のキーワードを頭にストックするということだ。だから、手放した後でも、そのキーワードで検索し調べものができる。私は学者や研究者でないから、書棚の蔵書は最小限で結構。最も、今のアカデミックな世界だと電子書籍が普通なのか。

 

生活でのデジタル化が進む。

 

このデジタル化は、文字と活版印刷技術の誕生並みに私は考えている。

 

文字に関する興味深いサイト、MOZIの歴史 ■ 現在まで、そして未来 によると、「「文字はいつなくなってもおかしくないことを認識する」ことも大事」とある。私も同意する。何事も進化がある。

 

そんな中、自分も、紙やアナログ時代に当たり前に良いと思っていたことを、一旦見直したほうが、先々もっとデジタル化とオートマティック化する世の中にギャップを感じないのではないかと、プリミティヴな食事に変え、アルコール(私の場合は、主にワイン、時々シャンパン)をやめることになって思った。

 

私以外の人がお酒を飲むことに関しては、何も感じない。人は人。私は私です。

 

 

Flickr : ozen "Too much of anything is bad,but too much champagne is just right."

Flickr : ozen “Too much of anything is bad,but too much champagne is just right.”

 

 

 

 

お酒を飲まない生活を送るということ 4-4へ続く)

 

 

最終更新 11/27/2016 22:15

 

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com

 
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