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2014年1月8日付朝日新聞朝刊が、IPCCの報告により、地球温暖化による海面上昇などで、今世紀末までにアジアを中心に数億人が移住を余儀なくされ、食糧難、貧困拡大が広がるという記事を掲載した。ここ数年、未来の食料危機、エネルギーや水不足に関する書籍は地味に売れ、識者は早々警告しているわけなので、心配性な人は、この報道を冷静に受け止めたと思う。このブログのタイトルが「身軽に気軽に移動のできる、創造的な人生を送るためのブログ」と名付けた理由の一つが、今世紀末より早めに自然現象が大幅に変わると考えているため、タイトル通りの生活を送りたく、そのようにしているのだった。

 

2014年1月8日付朝日新聞朝刊IPCC報告.jpg

 

朝日の記事によると、温暖化に伴う悪影響の例として、

欧州 … 洪水、猛暑、水不足

アジア … 洪水、猛暑、干ばつ、食料不足

北米 … 山火事、猛暑、水質悪化

アフリカ … 水不足、農業減産、感染症

豪州ほか … 生物の絶滅、海岸浸食、洪水

中南米 … 水不足、洪水、食料減産

こんな現象が起きるかもしれないとしている。ご参考までに。

 

そんな中、水資源についての書物にはふれたことがなかったので、カナダの政治活動家、作家、評論家であるモード・バーロウ、同じくカナダのポラリス研究所の、トニー・クラーク著『「水」戦争の世紀 (集英社新書)』を読んでみた。理解するには、他にも水ビジネスや水資源の勉強が必要と感じたし、日本語訳は2003年刊行と、10年以上前であるから、ちょっと情報が古かった。しかしながら、IPCCが報告する、未来の自然現象を迎える前に、世界大企業が独占したくなるのもわかる。お金になりますから。もくじのあと、「水という人間生来の権利のために戦い、2001年6月2日、コロンビアの準軍事組織により「行方不明」にされた、キミー・ペルニア・ドミコに。あなたの不在に悲しむ」という一節があるくらい、世界大企業が金儲けの犠牲になる人は必ずいるわけだ(多分きっと。そしてジェニファー・ロペスの映画『Bordertown』も思い出した)。刊行から時を経て、日本企業でさえもが顕著に水ビジネスに乗り出しているのを見ると、明らかにそれは広がり、世界的な大きな流れは止められない。

 

枯渇していくだろう水資源について、真剣に考えるきっかけとなる一冊になった。

 

『「水」戦争の世紀』【ミニマリスト 大移動準備】.jpg

 

「水」戦争の世紀 (集英社新書)

 

 

追記

映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』 予告編

 

 

最終更新 07/08/2015 22:51

 

ブロガー、リモートIT職、選書家、音楽配信、書籍企画 / Plenitude Interactions LLC / HipHop、アフリカンアメリカン文学 / ミニマリスト / 潰瘍性大腸炎 UC IBD 30年、ナルコレプシー、強膜炎 / 2017年10月より約20年ぶりに学生(通信制大学科目履修生) / 元音楽レーベル&出版社勤め / アイコンはマジョリ画の妖艶な女帝 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com / 現在、仕事のための勉強と大学の勉強でせわしく過ごしているため、通常の投稿がしばらくの間、週1-2回ペースになります(11/06/2017)

 
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