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美しく素晴らしく文学的な映画を観た。

 

ハンガリーの作家、サボー・マグダの1987年の刊行本が原作、イシュトヴァン・サボー監督の『家政婦の秘密』である。邦題は、原題『The Door』の通り『扉』にしたほうがよかったと思うが、脚本、映像、音楽、何をとっても良い作品だった。

 

あらすじ(iTunesより)
1960年代のハンガリー、ブタペスト。マグタは、才能豊かな女流作家であり、夫にも恵まれて幸せな生活を送っていた。ある町に引っ越した二人は、近所の女性を家政婦として雇う。彼女は有能だが、人を寄せ付けない何かがあった。家政婦はひたすら自分の殻に閉じこもり、全く自分のことをさらけ出す気配はない。そこには家政婦のある秘密が隠されていた。

 

一見、タイトルの「扉」は、家政婦のエメランスが閉ざしている心の壁のようだ。しかし、最後のシーンで、エメランスのお墓の前で、マグダと、エメランスが過去に奉公していたユダヤ人一家の娘のエヴィカが懺悔し、そこで嵐が止むということを考えると、人々の心には誰しも「扉」があり、それが開いたと同時に、調和をするのではないかを感じさせてくれる。

 

心洗われるひと時であった。

 

 

The Door

写真は、「FilmoFilia」 さんよりお借りしています。

THE DOOR – Official Cinema trailer

 

 

 

RealKei JP】最終更新 11/28/2016 13:15

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com

 
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