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個人的な、ヒップホップ好きになった三つの基礎要因についての最後の記事です。

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ヒップホップ好きになった三つの基礎要因 pt2

 

私は仏教徒です。仏教の宗派も幅広く存在するけど、鎌倉時代に親鸞上人がはじめた宗派。父方はお西(本願寺派)、母方はお東(大谷派)、お経をあげることを常としている人達に囲まれて育った人達だから、当然お経を読めるし、私も小さい頃は空で一部のお経を暗唱していた。

 

小学校低学年をすぎると、東京の我が家では夜のその儀式も時々になってしまって、朝の簡単なお参りだけになってしまいまったが、小学校を卒業するまでの夏は、母の実家メインで、両親の故郷へ行っており、両家ともども、だいたい毎晩、それぞれの実家の人間全員でお経をあげる。それが生活の基盤になっている親族一同なので全くスペシャルなことではない。そして、みんな声が良いのなんのって。気分が高揚してしまい、後に知る「一向一揆」もこの気持ちの高鳴りで始まったのではないかと思うほど(ウソです)。

 

以来、声による興奮を味わうことがなかった。二十歳の頃にギル・スコット・ヘロンを聴くまでは。

 

ギル・スコット・ヘロンとは、アメリカの詩人、ミュージシャンで、2011年の5月に亡くなっているのですが、語り口調でメロディに言葉を乗せる達人。語り口調とはラップの元祖であるわけなのですが、その頃の私は、「ラップ」と言ったら、Run-D.M.C.、Eric B. & Rakimくらいしか知らなかったので、この声の良いおじさんは何だと驚きました。

 

ギル・スコット・ヘロンは、彼らよりは年長者、もっともっと早いうちにラップを始めていた人ということを、ギルスコが掲載されていた黒人音楽専門誌を初めて購入して知るのでした。彼の言葉は常に辛辣、そして文学的。リズムがまるで、親鸞上人のお経のようで大変感動しました。

 

まあ、こんな感じで、黒人音楽専門誌まで購入するようになり、どっぷりとその道にはまっていきます。

 

二十歳くらいまでに、浄土真宗のお経がベースとなり、キンタ・クンテ、スコット・ジョプリン、そしてギル・スコット・ヘロンにインスパイアされ、ヒップホップが大好きになるのでした。

 

「ヒップホップ好きになった三つの基礎要因」、終わり。

 

 

 

Gil Scott-Heron — The Bottle (Official Version)

Gil Scott Heron – The Revolution Will Not Be Televised

Jazz Funk – Gill Scott Heron – It’s Your World (1976)

 

 

Gil Scott Heronvia Stephen Herrett さん

 

 

ギル・スコット=ヘロン自伝 (SPACE SHOWER BOOks) 未読

 

 

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com

 
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