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こんにちは、RealKei JPです。

 

「ミニマリスト」という言葉が一般化し、お伝えしたいことがあります。ここのところの投稿でもちょっとふれ出してはいるのですが。

 

それは、私の言う「ミニマリスト」はおばさんとおじさんがなるものだということ。

 

おばさん、おじさんって30半ば以上よ。「年を重ねる」という美しい言葉もあるけど、ここではあえて「おばさん、おじさん」と言います。

 

これまで、そのおばさんとおじさんを念頭におきながらブログを書き、もちろん、ミニマリストについてもそうでした。

 

30代前半までは、お金を使って、良い思いも嫌な思いもたくさん経験する。それからは無駄な物、もの、ことを減らしたい人のための、ちょっとしたヒントとアイデアに。

 

というつもりで書いていました。

 

もちろん、個人的には将来の「大移動時代に備えて」という理由もあってミニマリストになっています。

 

私は、1965-6年から1970年の4月1日生まれのバブル世代のすぐ下の、1970年代前半の東京で生まれ育った人間です。

 

子供の頃には立川に行くことが多かったのですが、子供ながらに「戦争」を感じる面影の残る街だったと記憶しています。当時はアメリカ軍がまだ立川にありましたから当然と言えば当然です。

 

新宿に行けば、戦争で手や足を失った元日本軍兵士が座って情けを求めている姿もよく見かけました。敗戦の1945年からだいぶ時が経っていた…とはいえ、まだ戦後30年前後の時期です。

 

石油ショックがあり、母親が大騒ぎしてお手洗いの紙(当時住んでいた家は汲み取り式でした)をかき集めていたこともよく覚えています。

 

通っていた中学には代用教員の先生もいる時代で、中1の時の担任教諭は鼻紙一枚大切にする人でした。戦後しばらくは戦死した人が多く、教員も少ない時代で、教員資格のない若者が先生になるということは当たり前だったそうです。担任教諭曰く、教頭や校長にはなれないとのことで、学年主任が精一杯の出世で退職されました。

 

信じられない人も多いかもしれませんが、ほんの10年くらい前までは、みんなが「お洒落」「キラキラしている」と錯覚しているトーキョーの街の至る所に、戦争を体験していない者でもわかる、戦後のどさくさと悲しみの名残のある場所はたくさんありました。

 

今もまだありますね。地名を出したら「えええ」と思う所ですし、開発者や住人から怒られそうなので、ここには書きません。

 

戦後、体を張って生き抜いた女性が、その後何十年も同じ職業を続けていたということは映画『ハマのメリー』さんをご覧になったことのある方ならわかると思いますが、メリーさん的な方は東京にも存在しました。

 

そんな街の移り変わりがありながら、日本の経済成長、物が増えていく様子も見てきました。

 

学生時代には、「高時給のアルバイト」「経済から生み出される文化」といった「なんとなくバブル」を体験し、その後は「CDバブル」の恩恵を受け、従来のコンテンツ産業の衰退を業界の会社員として目の当たりにします。

 

そのコンテンツ産業とは、音楽業界と出版業界で、コンテンツ産業でありながら「物」を売って成りたちます。物、モノ、ものの世界です。

 

途中、妹がドイツへホームステイを兼ねた留学したことで、ドイツのアッパークラスのお宅の良い意味での地味加減に影響を受けることになります。

 

のちに、自分自身も、縁があって、しょっちゅうドイツに足を運び、現地のドイツ人の生活ぶりをみて「アメリカの国である日本の消費社会」に疲れが出てきました。

 

そんな時に、『 シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう 』との出会いです。国内出張や海外旅行が多かった自分にはとてもフィットしましたし、処分しても処分してもたまる一方の本やCDやレコードの大処分を試みました。著者は元々は大学で教鞭を取られていた方ですから、知的好奇心をくすぐられる内容であることも魅力的です。

 

職業にしている人でないと理解できないだろう、家でも会社でも営業先でも物モノものって本当に気が狂いそうになる時がある。せめて家だけでも、スッキリとと思いました。

 

物体験あってのミニマリストを目指す生活のスタートです。

 

さて、この豊かで幸せな環境の日本で、若い方がミニマリストを目指す場合は?

 

今も昔も「足を使って体験する」ということはとても大切で、加えて現代は「何かを生み出す」ということは重要でしょう。

 

なぜなら、誰もが簡単になんでもできる時代だからこそ、頭なり手間暇かけて何かを発表する、公表するということこそ人間的行為だからです。

 

おばさんおじさんミニマリストにも同じことが言えます。

 

 

最終更新 05/05/2017 21:15

 

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com

 
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