7月下旬から、健康のために「世にも美しいダイエット」(M式食事法)という、20年前、痩せたい人、膠原病の人、糖尿病の人の間でブームになった食事法を、再び行っている。
少々キビシいしルールがあるし、工夫をしないと交友関係が狭まりそうな食事法だが、体は大切だ。
自分は、UCもちだから、まずそれを考えなければならない。また、自分自身の家族がいない分シャンとしておく必要がある。
食事法を再開して二週間以上がたち、あることに気がついた。
背中のシミが減って、薄くなったこと。
私は、かつて日焼け女だった。夏は海とプールに日焼けにだけ出かけ、冬は日焼けサロンへ。
南の島も大好きだった。
ところが、30歳の時に、日焼けで大やけどをし、一気に肌が変わった。
背中のあいた洋服は、日本では一切着られない状況となった。
二度と無駄な陽には浴びないと一時は決めるのだが、懲りずにサーフィンを始めてしまう(現在は休憩中)。
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そこからは現状維持で、人工的処置もせず普通に生活していた。
背中は毎日チェックする。仕方がないと毎日言い聞かせていた。
ところが、世にも美しいダイエットを再開したちょうど二週間たった日、あきらかに「肌が違う」と感じた。私の背中を知る何人かの人も、薄くなったと驚いている。
20年前に、この食事法を実践していた作家の故宮本美智子さんの著作にも、「この食事法は肌ツヤがよくなる」と書かれていたし、実践者の皆さんもそういう感想を述べていた。
当時二十代前半だった私は、若過ぎてこの食事法によって「肌ツヤがよくなる」ということはよくわからなかった。若過ぎて実感できなかったのだ。
でも、びっくりするくらい肌がブライトになった。
シミの他にも驚いたことがあった。これは、昔もやっていて感じたことだったのだが。
私は、二の腕が毛孔性苔癬である。最近まで「鮫肌」だと思っていたのだが、医者に行ったら、毛孔性苔癬と言われた。
割とよく見かける肌の症状だ。
その毛孔性苔癬が、世にも美しいダイエットを始めてから二週間経ち、ツルツルになりつつある。
子どもの頃に診てもらった皮膚科医からは、鮫肌とも毛孔性苔癬とも診断されず、ホルモンバランスの問題で、成長すれば治ると言われただけだ。ヤツメウナギを食べなさいと言われた記憶もある。でも当時この生き物は入手困難でスルーした。
成長とともに、頬とふくらはぎは自然と消えたが、二の腕は残ったまま。
この症状は遺伝とも言われるし(父がそのようなけがある)、アトピーと同時に発症もするらしい。
私は、昔、軽いアトピーだった。今は起きなくなったが、大人になってからは疲れると部分的に出ていた。
かかりつけの鍼灸師によると、アトピーとUCは血の巡りが似た傾向にあるそうだから、それを考えると、アトピー、毛孔性苔癬、UCの関係も興味深い。
最も私は医師でも、鍼灸師でもないのだが。
20年前にこの食事法をやった時も、当時思っていた鮫肌(実際は毛孔性苔癬)が消えると体感していたが、すっかり忘れていた。
肌の症状は、最後に出ると聞いたことがあるので、シミや毛孔性苔癬が薄くなるのは、体の変化の最初の一歩なのかもしれない。
おもしろくなってきた。
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タグ 世にも美しいダイエット
最終更新 08/12/2015 16:21

2017年5月23日から2018年6月までに完了予定で行っていたメニューバーの大工事が2018年5月23日をもって終了しました。現在は、長期に渡って、音楽 / 映画 / 写真 / 美術 のメニューバーの工事を行っております。よろしくお願いいたします。