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大分市美術館で開催中の、特別展開館20周年記念「ふるさと 大分の洋画家たち」を鑑賞してきた。

 

大分市立美術館

 

毎度の美術館訪問のように駆け足で見るから、鑑賞というより、行ってきた、というのが正確ではある。

 

私は、ジャクソン・ポロックの絵でしか大感動をしたことがない人間だ。他の人の作品でも感動したいと思って美術館に行くわけなのだけど、パッと見の、好きか嫌いか、いいか悪いか、でしか判断ができない。

 

先に今回の展覧会の感想を書いてしまうと、いいと思える作品だけがあった。

 

でも絵のことはよくわからない。

 

だからこの投稿は「大分と私」という方がふさわしいタイトルかもしれない。

 

大分は、美術館とは遠く離れた福岡寄りだが、私の母の母方のルーツの土地であり、小学生の頃の夏休みの大半は母の実家で過ごし、大分駅周辺にも必ず毎年一回は来ていたから、私には馴染みのある土地だ。

 

時がたち、大分駅はだいぶハイカラに変わっていたけど、首都圏に比べるとコンパクトシティで人々が醸し出す空気が穏やかだ。

 

大分市立美術館は、大分駅からタクシーで割とスグ、街の巡回バス(100円)も利用ができる場所にある。

 

今回の「ふるさと 大分の洋画家たち」はそのタイトル通り、大分出身の画家の作品展だ。

 

九州は日本史が始まって以来朝鮮や中国から多大な影響を受け、16世紀以降は南欧と西欧の文化が入り込んできた土地である。

 

大分といえばキリシタン大名大友宗麟が有名で、この人が南蛮文化を積極的に取り入れたのは、後に大分から著名な洋画家を輩出することに関係してくるのだろう。

 

JR大分駅前にあった地図の一つ

 

ブランシウス世界地図 IAPAN

 

ブランシウス世界地図

 

フランシスコ・ザビエル像

 

「南蛮文化発祥都市宣言」

 

大友宗麟公像

 

偶然にも、今、故松田毅一氏と川崎桃太氏による「完訳フロイス日本史」シリーズ、つまり「ルイス・フロイスによるキリスト教布教史」を少しずつ読んでいて、これを読み終わってこの土地にきていたら、大分滞在をもっと楽しめたのにと思いつつ、美術館では、74点の絵画を観たのだった。

 

繰り返しになるけど、私は絵がよくわからない人間だ。でも、とてもいい絵に触れたという満足感があった。

 

同時開催中のコレクション展では草間彌生の作品にもお目にかかることができた。

 

そうそう。

 

鑑賞中、地元のご年配のご夫婦の会話が聞こえてきた。なぜ地元の方かわかるかと言うと、「〜っち」という言葉を使っていたからだ。全国の人がわかる言葉に訳すと「〜なんだって」でいいと思う(私はそう理解している)。

 

子どもの頃から、大分各地に住むいとこやはとこが「〜っち」を使うとゲラゲラ笑っていた私。東京の人間が聞くと不思議な言葉使いだった。でも今回この方言を聞くことができて大分に来ました感が高まり嬉しかった。

 

今回の展示や展覧会からは、記念絵葉書を購入し、親戚の高齢者や、外国に住んでいる私を通して日本を知った外国人の知り合いたちに、便りを出してみようと思っている。

 

大分市立美術館絵葉書 宇治山哲平「精No.376」(1975(昭和50)年) 

 

大分市立美術館絵葉書 宇治山哲平「爽」(1982(昭和57)年) 

 

バタバタの合間に急ぎで行ったけど、隙間の時間を利用して、美術館に足を運ぶのは楽しい。

 

大分市立美術館

 

大分市立美術館から見た大分

 

大分市立美術館から見た緑の風景

 

ブロガー、選書家、音楽配信、書籍企画、自由業リモート職(Webマーケティング、翻訳) / Plenitude Interactions LLC / 放送大学学生 / 潰瘍性大腸炎 UC IBD 30年、ナルコレプシー、強膜炎、反応性低血糖症 / 水4L以上、海塩25g以上、バター100g、リノール酸油100cc、青菜400g以上摂取し、六千歩以上のウォーキングと軽い筋トレ、睡眠7.5時間をとることが健康維持の毎日の目標 / 陸の哺乳類肉と米と芋と砂糖とアルコール摂取は以前にやめた / HipHop / アフリカンアメリカン文学古書収集家でその手の本をたくさん所有する最小限主義者 / 元音楽レーベル&出版社勤め / アイコンは宇野亜喜良氏「妖艶な女帝」 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com (08/25/2018 最終更新)

 
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