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2015年1月24日から行われている「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」へ行ってきた。

 

岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ @ 世田谷文学館

展覧会入り口

岡崎京子さんは、80年代から90年代に活躍したマンガ家だ。1996年に交通事故に遭われてからは休業中で、新作は読むことができない状況が長く続いているが、近年では、沢尻エリカ主演の『ヘルタースケルター』の映画化により再注目されているように思う。

 

岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ @ 世田谷文学館 沢尻エリカからの祝い花沢尻ファンなので、本人がいないのに感動した!

 

現在40代前後から上の、カルチャー好き、ファッション好き、首都圏のとんがった中高生、トーキョーのアンダーグラウンドな世界に憧れていた地方から東京に出てきた人達から人気を誇る岡崎さんは、私にも大変刺激的だった。

 

中学生の時は原田知世と大貫妙子大ファンだったのだが、合間に戸川純に凝ったこともあり、その延長で岡崎京子がいたという感じ。

 

今は「カルチャー」も「トーキョー」も「アンダーグラウンド」も死語となり、存在もしないけど、これらは日本が景気がよかった時代の象徴とも言える。

 

そして、その世界を異質と思う人のほうが、世の中の大半だったはずだ。

 

華美の裏には陰鬱が伴い、暗闇の向こうには光もある、ということを十代の頃に教えてくれたマンガ作家の一人だった。

 

展覧会鑑賞時間はおよそ1時間10分。

 

作品の原画、原稿、未公開作品、雑誌の連載記事など、岡崎京子さんの人生の歩みとともに時代背景がわかりやすい流れで、当時にタイムトラヴェルしながら、展示物を見ることができた。読ませるものが多いから満足度は120%。

 

原稿を見ると、まるで遊んでいるかのように見えたマンガ本とは全く違う、現実的な一生懸命さが伝わる。

 

笑える展示もあった。

 

例えば何かの雑誌の企画で、それはTV番組表をそれぞれが作る(???)というものなのだが、岡崎さん掲載ページに根本敬氏が「解放TV」を発表していることとか。

 

岡崎さんのコラム連載で「藤子不二雄の漫画によく出てくるケーキが食べたい」ということでそのケーキが描かれていたこととか。

 

友達と一緒に行けたので、イチイチこれ笑えるよーと話せたのでよかった(会場ではちょっとうるさかったかも)。

 

展示の最後、出口近くの「みんな、ありがとう」という印字は、岡崎さんからのお言葉だそうだ。

 

展覧会は3月31日(火)まで。

 

「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」プレスリリース 世田谷文学館

 


岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ @ 世田谷文学館 みんなありがとう

 

 

会場では、これから発売になる新刊も先行発売となっていた(以下はアマゾン)。

岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ

レアリティーズ

オカザキ・ジャーナル

pink

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

 

おまけ

展覧会では見つけることができなかったのだが、学生時代に映画館で観たジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)のパンフレットの写真。「おとなのゴダール」という企画では、ゴダール好きの岡崎京子さんへのインタヴューが掲載されている。同コーナーでは高城剛氏、高木完氏のインタヴューも。1960年代前半生まれのお三方はサブカルのアイコンであった。

ジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)のパンフレット

 

ジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)のパンフレット 高城剛/岡崎京子/高木完

ジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)のパンフレット 岡崎京子

 

ジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)のパンフレット 岡崎京子2

 

ジャン・リュック・ゴダール監督『男と女のいる舗道 Vivre sa vie』(1962年作品)

 

 

最終更新 01/25/2015 17:13

 

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com