この数年で納得のいくミニマリストを目指したくなってしまった。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響は大きいけど、その要素は既にあった。幼少の頃から大学生のときまで続けていた茶道は、わびさびの世界の、渋好みの性格を作った。心理学で言ったら人格を形成すると言われる期間に! また、マルクの時代のドイツのアッパー層のお宅の、地味で、堅実で、物を極力買わず、知恵を大切にする家庭の空気を、二十代のうちに間接的に吸ったことも刺激となった。
そして、たくさんの本が影響もある。本を読んだからと言って頭がよくなるわけでもないし、社会的に成功する確証はないけど、好奇心を満たすことに近づけるから、読書はいい。
via Fahid Chowdhury さん on Flickr
以下は、ミニマリスト(最小限主義者)になりたいという方が読んでおくといいのではないかという書物11タイトルである。全ておもしろく、創造と実践に役立てることができるタイトルばかりを選んだ。日々の生活を、シンプルに味わい深くするための本のリスト。
著者:レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース
監修:小林 弘人
翻訳:関 美和
経営書分野のタイトルだが、まずは兼用を考えてみよう、すなわち頭を使おうということを教えてくれる。
著者:ジュリエット・B.ショア
監修、 翻訳:森岡 孝二
新しい豊かさとは、時間の束縛からの解放であり、知恵を活用することであると理解した。
3. 国際線スチュワーデスのリッチな節約生活 (祥伝社黄金文庫)
著者:柏木 理佳
オーストラリア留学経験とCA経験を通じ、物は少なめに賢く生きるということを著者が一番伝えたいことだろう。
4. お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人 (講談社文庫)
著者:吉村 葉子
C’est la vie (セ・ラヴィ)、それが人生。食と日々の生活を楽しむことの大切さがここにある。
5. ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)
著者:沖 幸子
ドイツ生活を経て起業したハウスクリーニングの会社を経営者の本。シンプルな掃除方法が一番。プロなので、余計に説得力がある。
6. タニアのドイツ式部屋づくり―小さな空間ですっきり暮らす整理・収納のコツ
著者: 門倉 多仁亜
ドイツと日本にルーツを持つ著者が、二つの国の文化の良さをふんだんに生活に役立てている様がわかる。
著者:高城剛
旅の達人の言うことは一理ある。
著者:堀切朋美
80年代のアメリカ生活があったからこそ、日本の、京都の、素晴らしさが伝えられるのだと思う。著者は冷蔵庫をお持ちでないそう。
著者:ラビ・M・トケイヤー
翻訳:加瀬 英明
ユダヤの長い歴史を知ることで、知識、お金、日々の生活の重要性を、奥深く学ぶことができる。自分に素直になりたいとも感じる。
著者:ドミニック・ローホー
翻訳:赤松 梨恵
良いものを少なく持ちたい欲が高まる。
11. シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう
著者:ドミニック ローホー
翻訳:原 秋子
著者のベスト本を選ぶなら、この一冊。
ご参考までにどうぞ。
最終更新 12/16/2014 22:19

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