スポンサーリンク

 

こんにちは、RealKei JPです。

 

80年代後半の高校時代以来、初めて村上春樹作品(エッセイ)、『走ることについて語るときに僕の語ること』を読みました。

 

村上春樹著 走ることについて語るときに僕の語ること

 

村上春樹の著作との出合いは、高校一年。夏休みの現国の必須課題図書が、村上春樹の『ノルウェイの森』と、村上龍の『69(シックスティーン・ナイン)』だったのです。

 

現在ネットで調べると、それぞれの発行日が「1987年8月4日」「1987年8月」とあるが、発行日を未来の日付で奥付に載せることは、出版社の通常であるから、夏休み前には既に刊行になっていたはず。

 

どちらかの感想文を書くことが宿題で、母親に買って欲しい旨伝えると、「まあ!」と驚きと少々の嫌悪感が含む反応をされました。

 

母にとっては、身近でない、自分より少し下の世代の若手作家の読んだことのない小説、しかも、龍作品のタイトルは刺激的だったことでしょう。

 

現国の教諭はアイヴィルックに身を包み、奥方の愛読誌は「Classy」(光文社)という、都立高校の教諭らしいリベラル、かつ、当時のスノップの典型の先生でした。

 

二作品を読んだところ、私は龍作品がおもしろいと思い『69(シックスティーン・ナイン)』を読んで感想文を提出。

 

『ノルウェイの森』はぐっとこなかったけど、ミーハーな高校生だった私は、春樹作品『ダンス、ダンス、ダンス』を読みます。

 

しかし、これもちょっとで、以来、村上春樹の著作には触れることはありませんでした。

 

しかも、「村上春樹が大好き」と言っている人達がどうも好みでなく、毛嫌いしているところまでありました。出版社時代は、春樹作品発売の初日は書店の営業がしづらく迷惑とまで感じてました。

 

ところが、人間は変わるものなのです。

 

自分が真剣に運動に取り組み始めると(現在は少々の病に伏せているため筋トレもヨガもお休み中)、「毎日運動をしている」という人達に興味が沸いてきます。

 

ある日、電車で読む本がないと慌てて、駅の近くで買った本がこの『走ることについて語るときに僕の語ること』でした。

 

村上春樹氏が走っている人とは知っていましたが、考えてみたら、賞は総なめ、海外でも翻訳されてたタイトル多数。こんな人が、「仕事」と「運動」、どう両立しているか、文庫コーナーで一冊ささっていただけでしたが、「今読む本はコレだ!」と選んだのでした。

 

30年ぶりに読んだ村上春樹作品の感想は、私が大人になるまで、よくぞ書き続けてくださったということ、「真に不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない」とさらっと書かれていること。

 

私は、あたたかい季節だけのランナーですが、読んで良かったです。今後は小説もぜひと思います。

 

 

『走ることについて語るときに僕の語ること』

村上春樹 著

文藝春秋 刊

978-4167502102

 

 

ブロガー、選書家、トランスクリプショニスト、書籍企画編集 / Plenitude Interactions LLC / 元音楽レーベル&出版社勤め / ミニマリスト / 在宅・ノマドワーカー / 女性 / 潰瘍性大腸炎(IBD)歴29年 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com

 
ブログに関するお知らせ

2017年5月23日からブログの大工事を行っています。メニューバーが複雑になっていますが、2018年6月までに整備が終了する予定です。何卒ご了承くださいませ。