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だいぶ前、西暦の新年が明けて少し経ってからのことなのだが、小田急線柿生駅スグの場所にある、柿生郷土史料館へ行って来た。

 

ブログに書きたかったのだが、私は12月から少し前まで体調がよくなく寝込むことが多く元気がなかったのです。

 

行った日の前後三日は奇跡的に起き上がれる日だったので、友人に連れ立たれ足を運んでみた。

 

きっかけは、その友人と漫画家高階良子氏の話しになったことだ。

 

ベイビーブーマー世代以上バブル世代以下くらいまでの女性で、小中高時代に高階さんの漫画にハマったという方は多いと思うのだけど、私たちは高階作品の話しで盛り上がった。

 

アマゾン 高階良子作品

 

コックリさんの話しにもなった。高階作品にはコックリさんがよく登場したでしょう。

 

そこから今回の柿生郷土史料館行きへ繋がる。

 

旅好きな彼女が、以前訪れた甲信越地方のある地域に伝わるお犬様を祀る行事を話してくれた。現代では考えられない発想の儀式である。彼女のその土地のお友達も昔は忌み嫌っていたのに、大人になり「のこした方が良い儀式」「やらなければならない」使命感にかられているという。

 

その道の専門家ではない私たちは、自発的にその儀式が始まったのかしら、現在の神奈川県が日本の中心だった鎌倉幕府からの何かがその甲信越地方に伝わったのかしら、などと口にしていた。

 

そこで彼女が一冊の本の話しをしてくれた。

 

オオカミの護符』(小倉美惠子 著 新潮社  刊)だ。

 

資料館へ行く前に私も読んでみた。

 

東京寄りの、でもトーキョーではない、多摩川を超えてすぐの地方、神奈川県在住の方、特に田園都市線沿線に家を持つことにステイタスがあると考えている方、その辺りから奥多摩へ向かう多摩川沿いにお住まいの方、東京目黒にお住まいの方には是非読んでいただきたい、オオカミ、すなわちお犬様信仰にまつわる随筆だ。

 

著者は歴史学者ではないので、物足りなさはあるけど、私も一緒に行った神奈川県のその辺りで暮らしているので興味深く読むことができた。

 

それで、その名残があるのではないかと私たちが勝手に決めた場所、柿生郷土史料館へ行ってみようということになった。

 

資料館のある小田急線柿生駅と言えば、小田急線沿線の駅で最後に電子改札が導入されと言われ、周辺地域も沿線で最もイナカ文化が根付いていると言われている場所だ。

 

地域住人によれば、地主たちがよそ者を入れたくないとか、地主が関係する建物や交通機関さえ儲かれば良い、という話しである。

 

一方で、小田急線の百合ヶ丘−新百合ヶ丘−柿生周辺には古い寺社、鎌倉時代から存在しているような所、が多い。ことに神社に関しては麻生区という名前の由来通り、かつて自生していた麻と関係があるのかとか、想像が膨らむ。

 

あ、私は、麻に関しては、嗜好品大麻は合法非合法問わず反対派だ。なぜなら、日本人でも外国人でも嗜好品大麻好きの人は、ヒッピー世代のおじさんとおばさん、もしくは、権力に反対と言いつつ大麻という権力にコントロールされた庶民ばかりだから。

 

お酒と気分がハイになるモノは、労働意欲を高めるためだったり、時間を消費させたり、子づくりに貢献するためだったり、健康状態の市場調査ができてしまったりで、得体の知れない権力者にとっては好都合な手段だ…、とは考えないのか。

 

そして大麻でハッピーとはとても悲しい。普段ハッピーじゃないんだなあ。

 

話しを戻そう。

 

私たちは資料館行きの予定を立てている時に、ある点に気がついた。この土地は、切り崩して開発するということがない、やたらと怪しげな小山が存在する。

 

もしや、地主たちは、田舎利権を守ろうと見せかけて、何か昔からの言い伝えを守ろうとしているのではないか…。まるでオオカミの護符のように。

 

興奮してきた。

 

そして、いよいよ、怪しげな小山が近くにある市立の中学校内にある資料館へ行ってきた。

 

そこには、地域の歴史がわかる資料だけがあった。

 

お犬様に関する何かしらの物はなかった。

 

……。

 

でも残念とは思わなかった。

 

安土桃山時代、豊臣秀吉がこの地域に圧力をかけていた事実があったり(そんな土地だったのかという驚き)、明治時代以降に創建された神社だと思っていた神社が(というわけで私の中では「神社」にカテゴライズされていなかった)、実はもっと古くて450年ほど前からあるというから、評価が一変した。

 

その神社のオフィシャルページを見たら社殿には狛犬様がいらっしゃる。

 

楽しい柿生散策となった。

 

同時に、地質、地形、それから、江戸時代以前の日本の地図、日本と世界の歴史、土地の文化、を知っておくと、なぜその場所がそうであるかの意味がわかると考えているので、専門家の話しや、関連文献は読み続けていきたいとも思った。

 

興味があるということに加え、明治時代以降に力を持つようになった人たちに騙されないためという実用的メリットもある。

 

一回目の東京オリンピック以前の時代のトーキョーの話しを、メディアを通さずに直接、近しい人から聞いたことがなく、トーキョーに憧れている方、上京してきた方が、トーキョーとその周辺の田舎(山手線圏内を一歩でも出たらそこは田舎と言います)を知るということは、大媒体やインターネットが情報提供しない、知恵になるようなことが得られると断言できるので、情報集めをするとよろしいかと思うのだけど。

 

 

 

ブロガー、選書家、音楽配信、書籍企画、自由業リモート職(Webマーケティング、翻訳) / Plenitude Interactions LLC / 放送大学学生 / 潰瘍性大腸炎 UC IBD 30年、ナルコレプシー、強膜炎、反応性低血糖症 / 水4L以上、海塩25g以上、バター100g、リノール酸油100cc、青菜400g以上摂取し、六千歩以上のウォーキングと軽い筋トレ、睡眠7.5時間をとることが健康維持の毎日の目標 / 陸の哺乳類肉と米と芋と砂糖とアルコール摂取は以前にやめた / HipHop / アフリカンアメリカン文学古書収集家でその手の本をたくさん所有する最小限主義者 / 元音楽レーベル&出版社勤め / アイコンは宇野亜喜良氏「妖艶な女帝」 / お気軽にご連絡ください hello@plen-act.com (08/25/2018 最終更新)

 
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